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接続法のワナ「従属節なら接続法」症候群もう、何年も前になりますが、リオに留学中の後輩君と、しばらく某メッセンジャーでチャットをしていました。折角だからポル語でやろうということになり、当初は教育モードだったのですが、いつの間にやらずいぶんと上達し、結構タジタジでした。そのさなか、私が今度、あるステージで "Gosto que me enrosco"という歌をやる、と言ったところ、 「それは、"Gosto que me enrosque"ではないか?」とツッコまれました。 ナマの情報からはしばし遠ざかっていることもあり、「そう言われるとそうかもしれん」とも思いましたが、どこを調べても"Gosto que me enrosco"。元ネタである古い歌も"Gosto que me enrosco"これは、間違いないのではないか?と言っても、「それはオカシイ!」と後輩君はすっかりおかんむりです。 「主語を変えてみろ。"Gosta que me enrosca?"ではなくて"Gosta que me enrosque?"ではないか!」と。 「そう言われるとそうかもしれん(あと、オマエ塩分摂りすぎじゃないか?)」とも思いましたが、理由もなく文法が捻じ曲がることは(めったに)ないと信じていますので、ちょいと考えてみました。 Gosta que me enrosque? (おいらがトグロ巻くの好きか?) と Gosto que me enrosco. (おいらはトグロ巻くのが好きなのさ。) の違いはどこにあるのでしょうか?
つまり、 「不明・未定」<「判断はキミ次第、オレにはわからん」という意味で、前者では接続法が、 「確定」<「オレがオレのこと言うんだから間違いなくそうだ」ということで、後者では直説法が、 それぞれ使われていると見るべきでしょう(ズバリ)。 直説法・接続法の使い分けには、「実際のところどうなのよ」という感覚が大事なようです。 関連ページ>> |
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最近の更新: <PVI 更新> ポルトガル語動詞活用確認ワークシート(エクセル版)をアップデート(活用の登録漏れ修正)しました。 2006/11/15 < ラジオ局 > ポルトガル語のサンプルということで、ネット放送のリンクを集めはじめました。 2005/6/8 < Cafezinho > ブラジル人、なにかというと、「コーヒー飲みに」出かけます、そのココロを考察したコラムを対訳つきで(ポルトガル語・トピック) < 発音・綴り字読みの集中攻略 > ポルトガル語の発音・綴り字読み関係のまとめコーナーを集中工事中(ポルトガル語・発音)
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