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HOME > ポルトガル語 > トピック > 名前はパスワード 呼びかけよう、名前を。すばらしい名前を!忘れがちなことですが、相手の名前を呼ぶことには大きな意味があります。相手を必要としていること、認め、尊重していること。それを伝える一番手っ取り早い方法が、相手の名前を口にすることです。難しいことではないはずです。日本語でも、好きな人や大事な人と話すときには、自然と相手の名前が口を突いて出てくるものではないでしょうか?「もう、なにいってんの、ヒロシったら、いじわるー!」なんて言ってるうちは2人の仲も安泰のはずです。逆に「キミとは、、、」「あたしたちって、どうなのかしら」、、、名前が減ると、とたんに秋風が薫ります。以心伝心が通じない「言ってナンボ」の外国では、それがさらに顕著になって、アタリマエでしょう。 「オブリガード」を100回言うよりも、たった1回でも「オブリガード、○○」と名前を添えて言おう!念のためですが、なにも、異性を口説けと言っているのではありません。普通に接する相手でも、あるいはそういう相手だからこそ、コミュニケーションを円滑にしたほうが、世の中楽でしょう、ということです。逆に、名前を言わず「オブリガード」「チャウ」と去っていく日本人がどう見られるか、想像してみてください。「あたしと接したくないのかな?」「なんかぶっきらぼうなのよね」、、、また、「他人は鏡」と言います。仲間・味方の筈なのに「なんか距離を感じる」「なんかぶっきらぼう?」という相手に出会うときが来るかもしれません。それも「お互い様」あるいは「身から出たさび」かも知れないのです。そんな相手にこそ、「オイ、○○」と呼びかけてみてください。 名前を訊きそびれたら?訊けばいい!名前を忘れても2・3度だったら「Como é que era o teu nome? [コメキェラォテゥノーミ?](キミの名前なんだっけ?)」も通用します。よく会うんだけど訊きそびれて、今更訊くのも、、、という相手も同じです。訊いたことなくても「(当然知ってるんだけど)なんだっけ?」と訊くことは自然です(なので、文法としては怪しい「不完全過去」をわざと使ってます)。「言ったことないはずだけど」とばれてても、「壁」を乗り越えようとしているということを喜んでくれることでしょう。少なくとも、知らないまますれ違うより、ずっとずっとハッピーのはずです。 例えば、、、以下は、日本で売られている入門書にありがちな会話例です。クリスマス期に、マリ(日本人)がホベルタ(ブラジル人)の家にお呼ばれしました:
、、、どうも「他人行儀」に見えます。特にホベルタ、もの貰っておきながら、マリをほったらかして一人で盛り上がってるように見えます。これに、「名前」があれば、、、
日本語にすると若干くどく思えるかもしれませんが、これぐらい、友達なら当たり前です。ホベルタの焦点も、モノよりマリにあっている感が俄然出てきます。「名前が壁を取り除く。」これ、重要。ただ、相手が自分の名前を言ってくれないからといってグレるのはやめましょう。全ては、自分から始まるのだと思ってください。 |
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