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HOME > ポルトガル語 > トピック > 語源から見た複数形の例外 語源から見た複数形の例外複数形の「例外」も語源のラテン語を見れば筋どおり(スペイン語でもOK)、という話
ふつう、「"-ão"という名詞には三通りの複数形があり、それぞれ覚えるしかない」と教えられますが、、、 語源となったラテン語からの変遷をたどると
歴史的な背景としては ステップ1: "n"と"m"の「(直前の母音を鼻母音化するという)記号化」 ステップ2: 鼻母音という発音の普及に追随して(?)表記上、母音間のnが脱落 といった変化が見られるそうです。 というのは置いておいたとしても、、、結果的に(特に)複数形を見ると、 「"n"が脱落し、引き換えに、その直前の母音が鼻母音化されている」という 筋どおりの変化であるということが見て取れると思います。 さて、スペイン語をご存知の方は、「何をまわりりくどいことを」と思っていることでしょう。スペイン語と対照すると、スッキリとあてはまるケースが大半です。
逆に、ポルトガル語既習者からすると、一旦「複数形の鼻母音を{口母音+"n"}に戻し、"-s"または"-es"を取り除く」というステップでスペイン語での単数形の綴りを類推することができます。 なお、
のように、"ci" ⇔ "ç"という対応も合わせて起きている場合があるので、注意ですね。 さらに、
のように、ポルトガル語(特に@ブラジル)における、子音の前の"c"の脱落というのもありますね。 関連ページ>> |
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