| |
HOME > ポルトガル語 >
人称代名詞 > 所有形容詞
<<戻る 進む>>
所有形容詞
「○○のXX」というように、2つの語の間に立って所属・帰属関係を示したり、補語として主語から連なる所属・帰属関係を示したりする役目を担う言葉です。定冠詞を伴うことで「○○のもの」という意味で、何かに所属・帰属したヒトやモノの名前を代理することもできます。同じ形でいずれの場合も、形容詞と同様、非修飾語の性・数にあった形をとります。
|
主格 |
所有形容詞 |
1人称単数 |
eu |
meu
meus
minha
minhas
|
2人称単数 |
tu |
teu
teus
tua
tuas
|
3人称単数 |
você
o senhor
a senhora
ele
ela |
seu
seus
sua
suas
|
1人称複数 |
nós |
nosso
nossos
nossa
nossas
|
2人称複数 |
vós |
vosso
vossos
vossa
vossas
|
3人称複数 |
vocês
os senhores
as senhoras
eles
elas |
seu
seus
sua
suas
|
所有形容詞は原則として形容詞のつもりで考えると納得がいくことが多いです。冠詞は、所有詞の用法云々ということではなく、非修飾語(名詞・省略されたものを含め)に対する「限定・指定」の意識次第で使い分けます。ただ、傾向としては、ポルトガルでは定冠詞を置くことが多く、ブラジルでは少ないようです。
- Este relógio é meu. この時計は私のです。(補語位置の形容詞に準じて無冠詞)
- cf. Este relógio é velho. この時計は古いです
- Isto é o meu relógio. これが私の時計です。(ほかのものではない、また、探していた私のもの、という主張が強い)
- cf. Isto é o velho relógio. これが(前から話していた、例の)古い時計です。
- Quero ver tua mãe. 君のお母さんに会いたいなぁ。(通常、親族には冠詞なし)
- Pode me emprestar sua caneta? あなたのペンを貸してくれますか?(通常の感覚では、目の前に見えない、「持ってる?持ってたら貸して」といったニュアンス⇒限定が薄い⇒無冠詞。今、あなたが手にしているそれを、ということならば、a
sua caneta も可。じゃらじゃら持っているうちの一本だったら、uma
das suas canetasとも。)
- A minha não está funcionando. 私のは書けないんです(<機能していないのです)。(「私のものは」と主語位置に独り立ちさせるために定冠詞が必要)
- Fique a sua vontade. A casa é sua.
あなたの気ままにしてください。この家はあなたの(ぐらいに思ってOK)です。(ホストからゲストに向けた歓待の決まり文句。前のaは前置詞、無冠詞。後は、補語位置の形容詞に準じて無冠詞)
- O nosso time vai derrotar o seu por 4 a 0.
私たちのチームはあなたたちのを、4対0で破ることでしょう。(私たちの、あなたたちのと、対比を明確にするために定冠詞をつける)
- cf. O novo time vai derrotar o velho por 4 a 0.
(新しいチームが、古いの(古いチーム)を4-0で破ることでしょう。)
- Ele é nosso amigo. 彼は我々の友人(味方)ですよ。
- Ele é um amigo nosso.
彼は我々の友人(味方)ですよ。(数ある中のひとりというニュアンス)
| |
連絡先など:
Mail
Blog
趣味の押し付け
最近の更新:
<PVI 更新> ポルトガル語動詞活用確認ワークシート(エクセル版)をアップデート(活用の登録漏れ修正)しました。 2006/11/15
< ラジオ局 >
ポルトガル語のサンプルということで、ネット放送のリンクを集めはじめました。 2005/6/8
< Cafezinho
> ブラジル人、なにかというと、「コーヒー飲みに」出かけます、そのココロを考察したコラムを対訳つきで(ポルトガル語・トピック)
<
発音・綴り字読みの集中攻略 >
ポルトガル語の発音・綴り字読み関係のまとめコーナーを集中工事中(ポルトガル語・発音)
|